患者さん向けのやさしい医療情報



 入山料を強制徴収する
 姨捨て山医療制度の≪本質≫
      
75歳以上後期高齢者医療制度の開始 2008.4.1

          

 「75歳になったら、国家のゴミだから、さっさと死んでくれ」という制度です。 

 
各国の料理店を例にして、≪日本医療の現状≫と≪姥捨て医療制度≫について、説明しましょう。
(わが医院で、患者さん向けに作ったパンフレットでの例え話です。非常にわかりやすいという人もおりました。逆に、直接的な話でないと解りずらいという人もおります。このブログでも、2通りの説明をしたいと思います。)
≪姨捨山医療制度≫直接的な説明はこちらへ



************* 日本医療の現状(医療の崩壊へ) **********************

 
<日本食堂>では、メニューの平均価格は1000円でした。
 <アメリカンレストラン>のメニューの平均は15000円です。
 まさに10分の1以下の超安値の大衆食堂です。それでも必死に努力して、人件費を削り、食材を工夫して、さまざまなメニューを提供していました。各国料理店が集まる国際村です。すべての店を比較しても、
<日本食堂>の価格は最低ランクですが、総合評価では国際村一番といわれています。
 しかし、
マナーの悪い飛び込み客も多く、無銭飲食も珍しくありません。深夜までごった返しています。安値を客数で補う必要(薄利多売)もあって、超多忙です。その結果、労働環境は劣悪です。料理人は36時間連続不休勤務などは珍しくありません。有給もとれません。完全な労働基準法違反です。辞める職員も多く、慢性的人手不足に陥っています。
 悪循環です。事故が起きても当然でしょう。こんな経営がいつまで続くものか??..... 疑問視されています。
 監督官庁(厚生労働省)も規制を強めるばかりで、労働環境の悪化については、みてみぬふりです。責任逃ればかりに汲々としています。

 ちなみに参考ですが、国際村では、
 アメリカレストラン15000円、香港飯店7000円、英国レストランは5000円、フランスレストラン、ドイツレストランは3000円、中国北京飯店3000円、韓国食堂2000円、タイ料理店1000円、インドネシア料理店1000円が料理の平均価格です。
 <日本食堂>以外、どの店も
客をしぼって対応しています。マナーの悪い客や支払いの悪そうな客は断ります。
 クレジットカードを持たないお客は相手にされません。
カードのグレードでサービスの内容は大きくかわります。それこそが平等であり当然であるとされています。サービスに対価を払うのは当然であり、国民の批判はありません。
 他国店では、店内は広く静かです。音楽が流れ、ゆったりとくつろげます。
 
職員の労働環境の良さは、<日本食堂>の比ではありません。職員のプライドも高く、仕事を誇りにしています。また尊敬もされ高給です。職員数もはるかに多く、交代勤務にも余裕があります。  
                               
(参考: 虫垂炎の治療費、国際価格比較)



************ 姥捨て医療制度(後期高齢者医療制度)とは *******************

 しかも、この4月から
<日本食堂>では、政府から強制的にメニューを限定させられ、特に75歳以上の方には、病人定食600円を強制されようとしました。しかも、どこか一軒を≪かかりつけ食堂≫に決めつけられる予定でした。
 他の店や専門店に来られても、そこへは食事代やサービス代の補助がほとんど払われません。結果として、満足な食事などとても提供できません。

 ボランティアではありません。我々は技術を売る職人です。誇りもあります。
赤字は出せません。食材の質を落とし、店員を減らし、店の備品や安全設備の更新もできず、サービスも大幅に切り下げねばなりません。それでも生き延びなければなりません。

 日本村内だけでの話ですが、
 今までは、お客さんは、その店が気に入らなければ、他の店に入って、日本料理でも中華料理でも、イタリアンでも、セット物でも一品料理でも、メニューに載っていれば、好き勝手に注文できました。


 
かくされた真の目的は違います。安くなったからいいのではありません。おいしい食事を提供したくてももはやできません。
 高齢者向けのメニューを激安600円の病人用定食一本にされただけではありません。

 
一度≪かかりつけ食堂≫を決めたら、どんなにまずくなっても、質が落ちても、その店で我慢しなくてはなりません。勝手に他の店で食事することは許されません。
 
食事の質は、まちがいなく年々強制的に落とされます。2年後、4年後には、全国民へ、安かろうまずかろうの病院定食の配給が強制されます。すなわち、≪かかりつけ医制度≫が強制導入されるでしょう。フリーアクセスの制限こそ、国民をだましてでも導入したい真の第一の目的です。
 これは
イギリスで既に失敗した医療制度です。イギリスの医療は崩壊しました。
 
散々待たせられたあげく、政府配給の腐ったまずい食事を飢えない程度、提供される制度です。


 
福田自民党政府は、国民をだましてでも、このような≪人頭払いかかりつけ医制度≫導入への布石を打つ予定でした。
 しかし、医師は政府の導入意図を知っています。予想以上の強い地方医師会の反対や国民の批判にあって、立ち往生しました。老人の負担割合を一時的に軽減することで、国民をだませる、乗り切れると予想しています。そして、なし崩しのフリーアクセス制限導入をもくろんでいます。


************** セーフティ・ネットのほころび *********************


 空中ブランコの下に張るのが
セーフティネット(救命網)です。医療保険、介護保険、公的年金、障害年金、そして最低限の生活を保障する生活保護などは、国民のセーフティネットです。現在、それらのほころびが拡大しつつあります。
 
WHOの評価では、日本公的保険医療制度は世界一です。それを政商(経済財政諮問会議)は自分たちの利益のために壊し、米国企業やハイエナ営利企業を参入させようと狙っています。人的産業である福祉や医療に市場原理(競争原理)は適用できません。
 政府は、バカ高い保険薬価を設定し、輸入医療材料の内外異常価格差はそのままにして、
アメリカに媚びをうり、企業の利益を確保させています。しかし、患者側や医療提供側には、さらに苛酷なまでの犠牲を強いるばかりです。政商の意を汲んで「合理化」「市場開放」とバカの一つ覚えのように唱える財務省や自民党政府は、国民のセーフティーネットをあえて破壊させようとしているとしか思えません。

 
イギリスで失敗した悲惨な経験にこりもせず、ただただ医療福祉関連費を削減するために、≪かかりつけ医・人頭払い制度≫日本版の強制導入をもくろんでいます。


 以上述べたこれらの理由から、ほとんどの心ある医師個人や地方医師会は高齢者診療料に反対しています。全国のほぼ半数の都道府県医師会が反対表明をしています。
 自分の医院だけの目先の利益のために魂を売り、高齢者診療料(実質、人頭割りかかりつけ医制)を算定する医院もあるかもしれません。患者さんが不利益をこうむるだけではありません。連携する他の医療機関にも多大な迷惑がかかります。
 政府による将来のハシゴ外しもまず確実です。だまされ続けなぶり者にされ続けた医師たちは、もはや誰
も政府(厚生省)を信用していません。

●こんな制度はつぶさなければなりません。
●自民党政府の
極悪非道な新医療制度に断固反対しください。
●次の総選挙では、
医療福祉の再建を期待できる政党へ投票してください。

                                          2008年4月15日初稿





≪姨捨山医療制度≫2008年4月1日導入される
≪姥捨て医療≫へ国民から非難の嵐、低所得者ほど負担増し
(マンガ)後期高齢者医療制度の撤廃を!   
終末期医療のムダを後期高齢者制度で制限せよとは?
終末期延命医療
  
医療費総枠拡大のための財源はあるのか?  

日本の医療費は本当に高いの?   
日本の医療制度が崩壊する(三重県医師会)
医療の危機的状況
特別会計めぐり暗闘、政治VS官僚

≪かかりつけ医と人頭払い制度≫の導入
ブログ紹介:医療破壊・診療報酬制度・介護保険問題を考える

ブログ紹介:姨捨医療制度
日本の医療費の実態:国際比較

 
  2007.4.13 霧島ツツジ



姨捨て山、姨捨て山医療、姨捨て山医療制度、姥捨て医療、姥捨て山医療、姥捨て山医療制度、姥捨山医療制度、姥捨医療制度、姨捨て医療制度、姨捨山医療制度、おばすて医療制度、おばすて山医療制度、おばすて、おば捨て山医療制度、おば捨て医療制度、入山料徴収、入山料の強制徴収、早く死んでくれ医療、棄老医療、棄老医療制度、うばすて医療制度、うば捨て山医療制度、姥捨て医療制度、姥捨て山医療制度、長寿医療制度、後期高齢者医療制度、かかりつけ医制度、まるめ医療、主治医制度、経済財政諮問会議、ヒットラー、ホロコースト、最終処理、医療費削減政策、持続可能な医療保険、年金と医療、介護保険、特別会計、小泉改革、ガソリン税、道路特定財源、合法的公金横領、年金官僚、社会福祉、身障者福祉法、身体障害者福祉法、人頭払い制度、出来高払い制度、

inserted by FC2 system